アメリカでの実用化
アメリカでダンボール箱が作られるようになると、次はその強度を増すための研究が盛んに行われるようになり、1954年には念願の"3層ダンボール"が誕生しました。
ベトナム戦争では、兵士たちに供給する物資をひとまず現地まで輸送船で運び、次にヘリコプターを使ってジャングルの奥まで運び、ヘリコプターを着地させてから物資を下ろしていたのですが、着陸には時間がかかる上に場所も限られてきます。
そこでもっと効率の良い方法はないものかということで考え出されたのが"3層構造の強化ダンボール"なのでした。
これによって、着地しないでも上空から落すだけで兵士たちに物資を届けることができるようになりました。
アメリカ人は何事にも合理的で無駄を嫌うと言われますが、"3層ダンボール"もこの合理主義の産物であったようです。
これは、アメリカ国内でもすぐに鉄道規格やトラック規格において認められて、政府は"より安くて、より軽くて、より強い" "3層ダンボール"の研究に力を注ぐようになりました。
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